3/22(金)・23(土)・24(日)新潟市「越後曽根の平屋」完成見学会を開催します

新潟市西蒲区に建つ「越後曽根の平屋」いよいよ完成間近となりました。施主さんのご厚意により、下記日程で完成見学会を行うことになりましたので、ご興味ある方は、ぜひご来場ください。

開催日程等

場所:新潟県新潟市西蒲区曽根(JR越後曽根駅近く)

2024年

  • 3月22日(金曜)13時~18時まで
  • 3月23日(土曜)10時~18時まで
  • 3月24日(日曜)10時~18時まで

見学は1時間毎、各回とも1組限定で開催いたします。時間予約制となっていますので、事前にメールまたは電話にて予約をお願いいたします。 当日は設計者の金子も現地におりますので、ご希望あれば建物の説明を行います。お気軽にお声かけください。

予約等の連絡は、金子建築設計事務所 金子(050-3552-4649/design-studio.kaneko@nifty.com)までお願いします。
ウェブ上でも予約を受け付けています。ウェブからご予約の方は、以下のリンクよりお申し込みください。
開催場所の住所などは、個人情報保護のため、予約後にメールなどでお知らせいたします。

建物概要

越後曽根の平屋

  • 木造平屋建て住宅
  • 延べ床面積:98.54㎡(29.80坪)
  • 耐震性能:耐震等級3(許容応力度計算による)
  • 断熱性能:断熱等級7(平均熱貫流率Ua値=0.25W/㎡K)
  • 空調方式:床下エアコン空調(暖房用)+壁掛けエアコン空調(冷房用)+第1種熱交換換気扇
  • 長期優良住宅認定取得

設計において考えたこと

断熱性・耐震性に優れた快適な住まいを実現するための最も単純な解決方法は、できる限り窓を減らして耐震壁を増やすことです。しかし、それでは外部環境との連続性・開放性が失われてしまいます。断熱性・耐震性を増すためには窓を減らしたいが、反対に、大開口を設けて外部との連続性を実現したい。この相反する要素を同時に実現するため、東・西側に耐震コアとなる諸室を配置して耐震性を担保し、建物の中央部に南側全面を窓とした開放的なLDK空間を設けました。

人というのは、いつも一定の気分で過ごしている訳ではありません。解放感あふれる大空間にいたい時もあれば、少し閉鎖感のある落ち着きのある部屋に籠っていたい時もあり、一人でいたい時や家族と一緒にいたい時もあります。その日の気分に応じて居場所を選べる、そんな多様な場のある住まいを実現したいと考えました。

天井が高く、南側に大きく開いた開放的なLDK。窓を絞って外の風景を切り取ったピクチャーウィンドウのある陰影のある個室。日差しの差し込む明るい和室。対照的に明るさを抑えた書斎。仕上げ材も各部屋で変えるなど、様々な操作を行って小さな住宅の中に出来る限り多様な場を作りだしています。

住まいの各所には、特徴的な曲がりのある柱・梁材や厚みのある無垢材カウンターを設け、それぞれの空間に特徴的な表情を加えています。私の事務所の設計史上、もっとも無垢材を使った家ですので、無垢材好きの方なら必見です。

切妻三角屋根のシンプルな外観。外壁材には、自然素材の杉板張りを採用し、周辺の街並みに馴染むよう配慮しました。新築でありながらその佇まいは、まるで以前からそこに建っていたかのようです。

こちらの住宅は、2024年時点で最高等級の「断熱等級7」を実現しています。南側へ長く伸ばした軒庇は、夏には日差しを遮り、冬には陽差しを室内に取り込む、昔ながらのパッシブな手法を取り入れています。冬の日でも陽射しが差し込めば、暖房が必要ないくらい温かく快適に過ごすことができます。年間の冷暖房費が抑えられ、省エネルギーで過ごせる家計に優しい住宅となっています。

同様に耐震性能は、構造計算(許容応力度計算)を行い、最上級の「耐震等級3」を実現しています。日本各地で地震が多発している昨今、耐震性能にも配慮することは必然です。

高断熱住宅の快適性は、残念ながら写真では伝えられません。ぜひこの機会に「高断熱の住宅がどのような空間体験なのか」を、その場を訪れて感じてみてください。敷地隣には道路が隣接していますので、断熱性能だけでなく、遮音性能がどの程度あるのかも体感できます。