ベラヴィスタ隣のスーホルム集合住宅へ。
こちらも同じくアルネ・ヤコブセン設計。
ベラヴィスタに遅れること16年後の1950年竣工。
ベラヴィスタの真っ白な白亜の建物とは対照的にこちらは
重厚な茶系レンガ積み外壁と傾斜する屋根形状が特徴。
ベラヴィスタ同様、雁行型平面を採用しているが、
高さを抑え低く、地面に張り付くように配置している。
この環境に突如、現れたような真っ白なベラヴィスタより
スーホルムの方がしっくりとこの風景に馴染んでいるように見える。
この16年の間、ヤコブセンの中に地域性や伝統性に対する
考え方に変化があったのだろうか。