コペンハーゲンから電車で約20分。Klampenborg駅に到着しました。
駅を降りると、早くも潮風の匂いがします。通りの向こうには、ビーチが見えてきました。
このベルビュービーチ周辺には、アルネ・ヤコブセンが設計した建物が点在しています。いわば、ヤコブセン巡りの聖地です。
駅を出てすぐ右手に見えてくるのが、ベラヴィスタ集合住宅(1934年)です。
所々に使われているR形状のデザインと、住戸が少しずつずれながら並ぶ雁行型の平面形状が特徴的。
これほど現代的に見える集合住宅が、70年以上も前につくられたということに驚きます。
窓には、線の細いシャープな木製サッシがはめられています。フラットでクールな白い壁面の中に木が入ることで、どこか暖かみのある印象を受けました。
傷んだところには所々メンテナンスの跡があり、建物が今も大切に使われていることが伝わってきます。



【追記(2026年)】
2026年に再びベラビスタとスーホルムを訪れ、二つの集合住宅に共通する距離のつくり方について改めて考えました。
再訪時の記事はこちらです。
「距離を設計する|ベラビスタとスーホルム」