ベラヴィスタの隣に建つ、スーホルム集合住宅。こちらも同じくアルネ・ヤコブセンによる設計です。
ベラヴィスタに遅れること16年、1950年に竣工しています。真っ白なベラヴィスタとは対照的に、こちらは重厚な茶系のレンガ積み外壁と傾斜する屋根の形が特徴的です。
ベラヴィスタと同様に、雁行型の平面を採用していますが、建物の高さは低く抑えられ、地面に張り付くように配置されています。
この環境に突如、現れたような真っ白なベラヴィスタと比べると、スーホルムの方がしっくりとこの風景に馴染んでいるように見えました。
ベラヴィスタからスーホルムまでの16年間。この間に、ヤコブセンの中で、地域性や伝統性に対する考え方に何か変化があったのでしょうか。



【追記(2026年)】
2026年に再びベラビスタとスーホルムを訪れ、二つの集合住宅に共通する距離のつくり方について改めて考えました。
再訪時の記事はこちらです。
「距離を設計する|ベラビスタとスーホルム」