更新日: 建築家との家づくり

新潟で必ず求められる部屋は?

新潟で住宅を設計する際、LDK、寝室、浴室などの主要な部屋の他に、必ずといってよい程、住まい手から要望される部屋があります。それは何かというと、洗濯物を干すための「物干し部屋」です。新潟で、と敢えて書きましたが、その他の地域では絶対条件ではないのに、新潟では他のスペースを多少削ったとしても実現したい、上位ランキングの要望という印象があります。

新潟の気候といえば、冬には、湿った雪が多くじめじめ、夏には、平野に田んぼが多いためかこれまたじめじめ、と普段の生活の中で、洗濯物が乾きにくい事を実感しているからなのかもしれません。

コンパクトな住宅の中に、物干し場の面積を捻出するのは、なかなか大変な事です。「長岡希望が丘の平屋」では、脱衣室を少し広めに設け、その一部を物干しスペースとしています。洗濯物を乾かすため、部屋の2面には通気用の窓を設けて、風の通り道を作っています。

物干しパイプの直ぐ下には、この場所で全ての家事作業が片付くよう、洗濯機置き場とマルチシンク、そして乾いた洗濯物をたたむためのカウンターと収納棚。様々な家事機能をこの場所に集約しました。

物干スペース
物干スペース

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長岡希望が丘の平屋

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この記事の著者

金子勉
建築家 / 代表

金子 勉 Tsutomu Kaneko

美しい意匠設計に加え、高度な構造・設備設計までトータルで手掛ける建築家。無垢材などの自然素材を活かし、使い込むほどに味わいの増す空間と豊かさを実感できる暮らしを提案。新潟の風土に寄り添い、土地選びから建物診断、コンサルティングまで施主に伴走する家づくりを行う。