アントニン・レーモンド設計「軽井沢聖パウロカトリック教会」を訪れて

「軽井沢聖パウロカトリック教会」へ。こちらの建物は、旧軽井沢銀座から一本裏の通りに面して建っています。アントニン・レーモンド設計の教会を訪れるのは、新潟県の新発田カトリック教会、北海道の札幌聖ミカエル教会に続いて3つ目。3つの建物とも、三角屋根、尖塔、玄関ポーチの水平庇が特徴的だ。

扉を開け、内部へと入る。正面に祭壇。祭壇バックには丸形や三角形の和紙の張られたガラス窓。ガラスに様々な形にカットした和紙を貼るというのは、日本的に解釈したステンドグラスの表現だという。

上を見上げると、手斧(ちょうな)で仕上げた丸太組みの屋根。力強く、荒々しい空間。レーモンドの作った教会には、繊細さというより、力強さを感じるものが多い。それは、丸太や打ち放しコンクリートなど、使用する素材からきているのかもしれない。しかし、素材感の強い材料は一歩使い方を間違えれば、素材に空間が負けてしまう。力強い素材を力強いデザイン力で纏め上げる、レーモンドのバランス感覚に脱帽。

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