エーロ・サーリネン設計 シカゴ大学法学部図書館 内部

エントランス扉を開け、内部へと入ってみる。
1階はレセプションホールのようだ。
丁度、レセプションの最中だったので階段を上がり、図書館エリアへ。
2階から上階は、法関係資料を納める図書館となっている。
中央には、吹き抜けのホール。
ワッフルスラブ天井がとても美しい。
構造がそのまま、表現として成り立っている。
外観の硬質で冷たい印象とは異なり、
内部空間は包み込まれるようなあたたかな雰囲気。
サーリネンらしい流麗なデザインに溢れている。
ソファに腰をかけると、
ついつい時間が経つのを忘れてしまうほど、居心地が良い。
ここシカゴでは、どこかよそよそしくてクールな印象の
ミース的建物を多く見てきたからか、
その対極にある、どこか人間的で包み込まれるような空間に
逆に癒されてしまうのだろうか。

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この記事の著者

金子勉
建築家 / 代表

金子 勉 Tsutomu Kaneko

美しい意匠設計に加え、高度な構造・設備設計までトータルで手掛ける建築家。無垢材などの自然素材を活かし、使い込むほどに味わいの増す空間と豊かさを実感できる暮らしを提案。新潟の風土に寄り添い、土地選びから建物診断、コンサルティングまで施主に伴走する家づくりを行う。