エーロ・サーリネン設計「TWAターミナル」を訪れて

JFK空港内のエーロ・サーリネン設計、TWAターミナルを訪れる。コンクリートシェル構造が生み出す滑らかな曲面。外観は、まるで翼を広げた鳥のよう。圧倒的な表現に言葉を失う。20世紀に思い描いた、未来的デザイン。

あるところでは厚く、力強く、あることろでは薄く、繊細にとコンクリートの厚みには変化が与えられている。構造解析に従えば、より強度の必要な箇所はより厚くなるのだが、解析した数値だけに従うのでなく、場所によっては恣意的にデザインを施しているようだ。

丁度、工事中で中には立ち入れなかったため、エントランスから内部を覗いてみる。カウンターや階段はすべて曲面を描き、まるで床から生えているようだ。内部から立ち上がったひとつひとつの造形は、複雑に絡み合いながら外部へと連続していく。今にも動き出しそうな雰囲気。建築というよりもまるで生き物のようだ。1962年竣工。今年で築50年。今見ても驚くほど新しく、力強く美しい。

ARCHITRAVEL TWA Tarminal

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