「松庵の家」五感をフルに活用して考えること

現場確認のため、「松庵の家」へ。内装工事が進んでくると、細かい納まりなど、決定すべき所が多くなってきます。そのため、職人さん達の手が止まったりしないよう、設計者はこまめに現場を訪れて、詳細な打合せを行い、その都度決定していく必要があります。

2次元の図面を睨んでいるだけでなく、実際に空間の中に立ち、空間の雰囲気を感じとり、この感じだったらこれというように、最終的な仕様を決めていくべきです。特に、仕上の色や質感などは光の入り方一つで全く異なるものになってしまいます。五感をフルに活用して考えること。現場で感じることは、決定するための大事な情報源です。

外壁下地工事001 外壁下地工事002