池袋にある「自由学園明日館」の見学に出掛ける。こちらの建物は1921年、フランク・ロイド・ライトの設計による校舎建築だ。中央に吹抜けのある食堂を配置し、両側には羽を広げた様なカタチで左右に教室棟が連続するという平面構成をとっている。建物が中央にある芝生の広場をコの字型に取り囲んでいるといった印象。やはり、同時期に設計された旧帝国ホテルの平面構成とも非常に似ている。
この建物を見て、何かに似ていると、ふと思った。。。平等院鳳凰堂?。もしかして、ライトは来日した際に鳳凰堂を見ていたのではないか?アメリカのプレイリースタイル(草原様式)に日本的な鳳凰堂のテイストを織り交ぜるというアイディアを思いついたのではないか。これは私の勝手な想像ですが。