朝から車を飛ばし京都へ移動。一路、高山寺へ。
こちらは、鳥獣人物戯画で有名なお寺。
(本物は東京国立博物館にあるため、ここで見られるのは複製のみ)
石水院の畳に座り、栂尾の山々を眺める。
先週訪れた詩仙堂とは、また違った趣きがある。
詩仙堂の手入れされた繊細な庭園とは違い、眼前には荒々しい自然の樹々や山々が広がる。
やや太めの柱や素材感のある仕上材。
荒々しい自然の強度の負けないよう、建築にも強度を持たせているようだ。
ここに繊細な柱やおとなしい仕上げでは、建築が負けてしまう。
強さのトーンを同調させることの重要性に気づいた。