「岩室の平屋」スタディ模型完成

模型内部写真

「岩室の平屋」スタディ模型が完成しました。実際の方位に合わせて模型を置き、太陽の光を当てて中を覗き込みます。すると、室内にどのように陽の光が入ってくるか、疑似体験することができます。朝は、陽の光が東の窓から低い角度で差し込み、昼になると高い角度から落ちてくる光は庇で遮られ、床にバウンドした柔らかい光が天井を照らし、午後になると西へと光が移動していきます。

室内空間自体は形を変える訳ではないのですが、時間や季節で変化していく陽の光によって、室内空間の印象は刻々と変化していきます。窓の位置や大きさ、寸法に、少し操作を加えるだけでも空間の雰囲気がガラッと変わります。。窓一つとっても、その設ける位置には大切な意味があるのです。その空間を生かすも、殺すも、窓次第。疎かにはできません。

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この記事の著者

金子勉
建築家 / 代表

金子 勉 Tsutomu Kaneko

美しい意匠設計に加え、高度な構造・設備設計までトータルで手掛ける建築家。無垢材などの自然素材を活かし、使い込むほどに味わいの増す空間と豊かさを実感できる暮らしを提案。新潟の風土に寄り添い、土地選びから建物診断、コンサルティングまで施主に伴走する家づくりを行う。