更新日: 建築家との家づくり

設計エスキスとは

平屋住宅のプランをスタディ中。
パソコンで書いたベース図面の上に、トレーシングペーパーを敷いて、
その上から、いろんな色のペンでイメージを書きこんでは消し、
消しては書きという作業を繰り返していきます。
この作業を、設計業界では「エスキス」と呼びます。
調べてみると、フランス語で「作品準備のための小さな下絵のこと」とあります。
その場所の周辺環境やそのクライアントの住まい方などをイメージしながら
トレーシングペーパーの上で、ああでもない、こうでもないと手を動かしていると、
ある瞬間、これはいけるかもしれないという線が現れてきます。
その線のイメージが消えないよう、さらに手を動かし試行錯誤を繰り返していくと
上手くいけば、その線が次第に太くなり、明確な平面が現れてきます。
エスキスというものは、その消えてしまいそうな淡いイメージをいかに読み取り、
紙の上に図面という形に定着させていく、繊細な作業です。

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この記事の著者

金子勉
建築家 / 代表

金子 勉 Tsutomu Kaneko

美しい意匠設計に加え、高度な構造・設備設計までトータルで手掛ける建築家。無垢材などの自然素材を活かし、使い込むほどに味わいの増す空間と豊かさを実感できる暮らしを提案。新潟の風土に寄り添い、土地選びから建物診断、コンサルティングまで施主に伴走する家づくりを行う。