狭小住宅スタディ

狭小敷地に住宅を建てるプロジェクトが始まりました。
まずは、間口4m×奥行き12mのいわゆる
うなぎの寝床と呼ばれる敷地でプランを考え中。
道路面以外の3方向からの採光が期待できないため、
トップライトからの光を階下へと落とす方法を検討中。
床面積を確保するために、どうしても各階平面形状は敷地いっぱいになり、
単純で均質な空間となってしまいます。
そこで、断面構成に変化を与えることで、
空間に楽しさと豊かさを盛り込めないかとスタディを重ねています。
また、建物自体が小さな空間のため、
部屋毎に閉じてしまっては、息の詰まる空間になってしまいます。
ワンルームでありながら、かつ、場所ごとにある程度の距離感を実現できないか。
暮らしの気配を感じ、視線が繋がりつつも、距離感を感じる空間とは?
スタディは続く。

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