「ぎんなん保育園」フローリング材選び

「ぎんなん保育園」改築工事。内装下地工事が進み、そろそろ内装仕上げを最終決定しなければいけません。
保育園の床材には、どんな材が適しているのでしょう。様々なフローリングのサンプルを集め、保育園スタッフの皆さんを交えて、実際に手に取り、感触を確かめ、硬さや重さ、感触や匂いなどを試してもらいました。

子供達は、走り回ったり、寝そべったり、ざまざまな行動をします。これらの行動の中で、もっとも触れる建物の部位は、床材です。また、ぎんなん保育園では裸足保育を保育方針に取り入れていることもあり、床材に本物の木の感触と手触りを活かしていくことが、子供達が感覚や感性を育んでいくための重要な要素になると考えました。近年、アレルギーを持った子供達が増えていることもあり、有機溶剤を出来るかぎりを使わない、子供達にとって安全であることも選定の基準としました。

話し合った結果、最終的に、無垢フローリングを採用することにしました。触った際に木の肌触りと温もりが残る、表面に塗幕面を作らない自然オイル仕上げタイプ。適度な硬度をを持ちつつ、肌触りの良い、クルミの床材。子供達にとって何が必要かをスタッフを交え、ひとつひとつ考え、慎重に選んでいきます。

保育園床材選定
保育園床材選定