「岩室の平屋」スタディ模型から得た情報を元に、プランを再度、調整中です。平面図の上に、トレーシングペーパーを重ね、その上にペンで修正を加えていきます。模型の中を覗いて感じた事を思い起こして、更に良い空間へと近づくよう、手を動かしていきます。
今回の調整では、中庭を中央に配置したコの字型の平面構成は変えず、各部分の空間バランスを調整していきます。やや狭く感じた部分は床面積を広げ、窓の大きさや配置を調整して中庭や外部との繋がりを修正、全体の建物高さを抑えて空間の重心を下げ、空間に落ち着きを与えていきます。
床面積を広げたことで、建築コストは上がってしまいますが、建物高さを低くすることで内外装の仕上げ面積を減らし、できる範囲で建築コストを相殺しようと考えています。