標準化住宅プロジェクト「ベーシックハウス」計画敷地へと脚を運び、周辺の状況等を確認してきました。購入前の不動産情報には当然、隣地の家の配置や窓の位置までは、記入してありません。購入前に実際に敷地を確認し、建てる際に不利になる周辺条件や設計を進めていく際に気をつける事など、敷地に立った印象などをメモしていきます。
敷地を購入した後に、この敷地ではイメージしていた家は実現出来ません、などとならないよう、事前に敷地をチェックすることは大切。周りに一切何も無いがらーんとした敷地なら、いざしらず、周辺情報の手がかりなく、設計を進めていくなんてことは考えられません。という訳で、私の事務所では、土地の購入前でも、必ず計画敷地を見せてもらうようにしています。
場合によっては、敷地を見た事によって、敷地の購入を諦めるなんてケースもあります。が、土地購入は、買ってしまってから後悔するような金額のものではありません。時には慎重に(土地を見る際は慎重に)、時には大胆に(購入を決めたら直ぐに動くこと)行動することが大切です。