新潟県上越市高田で住宅プロジェクトがスタートしました。今回計画している敷地は、十分な広さがあり、敷地内のどこに、どんな形で建物を配置してもOKという条件。設計者にとって、とても贅沢な?、いや、設計者泣かせの敷地です(笑)。なぜなら、無限に建物の形の可能性があるからです。数百どころか、数万プランの形の実現性があり、その中から、これだ!という最適なプランを探し出していく必要がある訳ですので。
現在、敷地図の上に鉛筆走らせ、配置案をスタディ中です。今回、施主さんから求められているのは、家の中から敷地周辺の樹々の緑を眺められる、ゆったりとした暮らしの空間。樹々の間をくねくねと散歩するルートをそのまま空間として立ち上げたらどうか。そんなことをイメージしながらスタディを進めています。自由に創造し、アイディアを練っていく、苦しくも、楽しい時間です。