「オフィスO リノベーション」工事は着々と進んでいます。工事は細かな造作工事に入ってきました。玄関を入って正面が打合せスペースとなるため、玄関から丸見えにならないよう、目隠しをしたいと、設計時にクライアントより要望がありました。
単純な解法として、目隠し壁を設けてしまえば隠すことは可能ですが、打合せスペースに圧迫感が生まれ、狭く感じてしまいそうでした。そこで考えたのが縦格子の壁。やんわりとスペースを区切りながらも、適度に視線が通るため圧迫感を感じさせません。
木の格子を使うと、とても日本的な柔らかな雰囲気の空間ができあがります。この場を訪れるお客さんには、柔らかな気持ちで打合せをしてもらいたい、と考えました。オフィスでありながら、オフィス然としない雰囲気に。これより設置工事に取りかかります。どんな雰囲気になるか、はまた次回。