狭小住宅2棟

都心に多く残る巾が狭く、奥行きの長い「うなぎの寝床」敷地。
そのような敷地に狭くとも快適な空間を持つ住宅を建てられないか、と
考えた狭小住宅2棟。
左手の模型が、建物巾が1間半=3m弱の単世帯住宅。
右手の模型が、建物巾が2間=4m弱mの2世帯住宅。
2つの模型を並べると、皆さんもこのような風景を
街の至る所でよく見ているなと改めて気がつくはず。
狭小住宅の利点をあえて上げれば、
坪単価が数百万する都心の敷地でも、購入する敷地面積が少なくすむため
比較的低予算で所有できること。
また都心に住むことで、気軽に街へ出かけることができ、
街の様々なメリットを受けやすいこと。
仕事場から一旦家に戻り、また街へ食事や映画に出かけるなんてことも可能。
また、逆に不利な点を上げるとすれば、
建物が敷地一杯に立ち並んでいることで
採光・通風を得にくく、室内空間が暗くなってしまうこと。
もう一つは、建物の狭さが息苦しい空間を生んでしまう恐れがあること。
よって、この二つのデメリットを解消することが、
狭小住宅を考える上で一番重要な課題であると考えました。
あまり極端なデザインに凝りすぎず、
ただただ心地よい室内空間が実現できなかと考えた狭小住宅プロジェクト。
狭さや暗さを感じさせないために様々な工夫を至る所に盛り込んでいます。
実際に模型の中を覗いてみませんか。
そこには、とても素敵な空間が広がっています。
興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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