「寺尾東の平屋」のキッチンカウンターは、既製品カウンターでなく、地元新潟の技術で作られた一品生産のオーダーキッチンです。加茂の家具職人が制作したカウンターの上に、燕のステンレス職人が加工したステンレス天板を載せたキッチン。ちょっと無骨な風貌ながら、質実剛健な作りとなっています。
厚さ1.5mm、ちょっと厚手のステンレス板材を使った天板は、がっちりとしていて、ちょっとやそっとではびくともしません。適度なトップの硬さが、包丁の切れ味を良くしてくれます。シンクのエッジやコーナー部分も、できる限りシャープに角が立つよう、加工寸法を指定しています。かちっとしたモダンな印象の造形に仕上がっています。