中野のコートハウス 柱頭納まり 投稿日 2006年3月4日2020年10月19日 中野のコートハウスの屋根梁。勾配のついた梁が柱の上に何本も集中して取り合ってきます。そのまま梁と柱を交差させたのでは、部材同士を切り欠いてしまい、断面欠損が非常に大きくなってしまいます。そこで今回、柱頭に鉄骨で製作した金物を取り付け、そこに梁を差し込むという方法を採用しました。複雑な角度で取り合ってくるため、上手く嵌まるか不安でしたが、現場では問題なく組み上げることができました。仕上がってしまえば隠れてしまう納まりですが、現場ではこのような様々な処理事項が次々と現れてきます。 関連記事: 「中野のコートハウス」柱頭金物の製作図 燕ぎんなん保育園 PPG工法 地盤改良 アントニン・レーモンド設計「聖アンセルモ目黒教会」を訪れて 「亀田東町のコートハウス」対面式オープンキッチンの隠し技 「千葉花園町の平屋」適材適所