カテゴリー: 家具製作

そりっどハウス 無垢材カウンター

現場確認のため、新潟市東区の「そりっどハウス」へ。
雪のため、車で2時間走り、現場に到着。
現場の内部に入ると、間仕切り壁の下地工事は既に完了し、
カウンターなどの取り付け工事が行われていました。
今回、無垢材を取り扱う工務店のプロジェクトということで、
すべてのカウンターに無垢材が使用されています。
内装工事は順調なペース。
しかし、この雪で外装工事の進行がやや遅れぎみのよう。
冬場の工事は、天候との戦いということを思い知らされます。
完成まで後1ヶ月。あとは天候の回復を祈るだけ。

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岩室の家 製作ステンレス引手取り付け

以前、金物工場で製作してもらった木製建具のステンレス引手。こちら建物は、庭に面した壁面側は全面ガラスで構成されています。外の庭を見るのに、引手の方が目立ってしまっては台無しです。そのため、ハンドルが目立ち過ぎないよう、繊細なステンレス丸棒を工場で溶接してつくった特注の引手を取り付けてあります。普段はあまり目立たないように、しかし、手をかけた時にはがっちりとした掴み心地で。ステンレスの無垢棒を使った持ち手はとても頑丈で、安心感を感じます。そんな小さな見え方や触り心地に気を使い、積上げていくことが、建物としての質を上げていくことに繋がるのだと思います。

木製建具製作ハンドル 木製建具製作ハンドル

燕のギャラリーハウス 製作家具打合せ

燕のギャラリーハウスの家具打ち合わせのために、
新潟県加茂市の木工舎を訪ねた。
加茂市といえば、桐箪笥の製作で有名な土地。
こちらの家具製作工場を構える木工舎の中林さんと図面を睨みながら
ああでもない、こうでもない、と家具と建具の打ち合わせ。
今回、あえて特殊な仕上げに挑戦してみようと話がまとまる。
どんな表情になるか、とても楽しみだ。
打ち合わせを終わって気がつくと、
開始から既に3時間が経過。予想以上の時間経過に驚く。

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矢代田の家 作り手の遊び心

矢代田の家の現場へ立ち寄る。
中に入ると、ふわりとした杉材のとてもよい香りが漂っている。
先日、杉丸太から挽き出した無垢板を
丁度、天井へ張り付けていく工事の真っ最中。
肌合いといい、質感といい、香りといい、自然乾燥させた木は良い。
窓の外に広がる緑の樹々とのコントラストも美しく、
急に空間が落ち着きを得たように感じるます。
実は、この杉板、丸太から挽きだした順に並べて貼っています。
そのため、板の巾や赤白味がグラデーションのように変化していきます。
丸太の中心部の板は幅広で、端にいくに従って巾が狭くなっています。
昔の建物にはこのような作り手の遊び心というものが多く盛り込まれていました。
洒落っ気や粋な遊び心が空間を豊かなものにしていくのだと思います。
近年、効率や時間が優先され、このような遊びは少なくなってしまいました。
このような手間のかかる仕事を楽しんでつくってくれる、
施工者の計らいに感謝です。

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矢代田の家 杉丸太から挽きだした板

矢代田の家の施工打合せのため、工務店、そりっどの事務所へ。
図面、資料、スケッチなどを机一杯に広げ、打合せ。
細かい納まり、仕上がりのイメージなど、図面では伝えきれない
微妙なニュアンスを工事側へと一つずつ伝えていきます。
今回リビングの天井は、杉の無垢板貼り仕上げ。
しかも今回は特別に、杉丸太からバンドソーで一枚一枚、板に挽いてもらいました。
この板を丸太を挽いた順に並べ、天井へ貼り込んでいく計画です。
倉庫に乾かしているとのことで、状態を確認。
それぞれ板の表情が異なり、面白い仕上がりになりそう。

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岩室の家 黒皮スチールと無垢板のテーブル

こちらは、岩室の家で製作したダイニングテーブル。
スチール黒皮仕上げの脚と、無垢材の天板。
無骨でシンプル。
少し厚めのカウンタートップと、華奢なスチール脚。
この対比性が個人的には好みです。
天板の素材を変えるとまた、がらりと雰囲気が変わります。

黒皮と無垢材のテーブル 黒皮と無垢材のテーブル 黒皮と無垢材のテーブル

ベーシックハウス07 大型木製引き戸の視覚的効果

朝から台風の接近に伴い、とても風が強い。
電車、バスとも止まっているため、車で新潟へと移動。
今日は、ベーシックハウス07の竣工検査日。
風速25m、まさに台風まっただ中。
大型木製引き戸の気密性を心配していましたが、
これだけの風が吹いても、吹き込みの問題はありませんでした。
これだけ大きな引き戸が取りついていると、リビングが視覚的な広がりもち、
物理的な広さ以上に広く感じます。
まだ外構工事はこれからですが、木製壁で庭を囲み、庭木を植える予定です。
無事、検査が終了。後は引っ越しを待つだけです。

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岩室の家 作り手の遊び心

カウンターの材料を選びのため、無垢材専門店ソリッドへ。倉庫の中には、様々な種類のカウンター材が無造作に積み上げられています。今回はその中からダイニングテーブルに使う天板を選びます。いろいろと見せてもらった結果、センに決定。実はこのセンの板、2階床の間の床板に使ったセンと共木(ともぎ)なんです。(共木=同じ一本の木から取れた材料同士のことをいう)分かる人には分かる、ちょっとした作り手の遊び心。

カウンター材選び カウンター材選び

岩室の家 製作家具搬入

先日、工場で製作打合せした木製建具と家具が現場へ搬入されました。家具が搬入されると、今まで工事現場だった場所が初めて住宅らしく見えてきます。家具手がかりとなり、生活のイメージを具体化してくれるからでしょうか。材木屋さんの倉庫で頭を悩ませて選んだ扉の面材も、きれいに加工されて取りついていました。台所収納の上部の扉には、イチョウと杉を縦使い、下部の引出しには杉を横使い。敢えて色々な樹種をランダムに組み合わせてみましたが、意外に落ち着きのある雰囲気に仕上がりました。

製作家具 製作家具 製作家具

岩室の家 再び小国和紙へ

小国和紙生産組合を再び訪れ、岩室の家に使う和紙を追加購入。さらに生産組合の今井さんからは、紙に漉き入れる杉皮繊維のほぐし方を教わりました。今回、この杉皮繊維を壁に塗るホタテパウダーへ塗り込もうと考えています。杉皮入りの障子和紙に杉皮入りの壁仕上げ。帰り際に、和紙に掻き込む貴重な杉皮繊維を少し分けて頂いきました。手間をかけて作ったものだけに、本当にありがたい。感謝です。

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岩室の家 家具製作工場へ

家具製作の最終確認のため、家具製作工場の木工舎へ。先日、半日掛けて苦労して選定した無垢材もきれいに扉へと加工されていました。後は現場搬入を待つだけ。木工舎さんの加工場は、天井が高くガランとしていて気持ちがよい。工場内は雑然としていながらも、モノが生まれてくる力がそこかしこに溢れています。建築を始めとして、物づくりというものが、最近どことなくスマートになりすぎている感があります。しかし本来、モノ作を作り出す現場というものは、とてつもなく、泥臭い場所だと思います。どんなにデジタル化し、メールやパソコンが発達しても、職人さん一人一人が手を動かしていかなければ、現実にモノを作り出す事はできません。最終的に大事なのは、アナログな作業。デジタルの対局にある、モノ作りの現場の泥臭さ、アナログさが、とても心地良く感じる場でした。

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