「蓮野の平屋」架構模型作成

「蓮野の平屋」現在、施主さんと打合せを重ね、プラン調整が着々と進行中です。プラン検討と並行して、屋根架構をどのように作るか、検討を進めています。

今回の建物は、片流れ屋根が特徴的な形ですので、その屋根組みの架構をそのまま室内側に見せられないかと考えています。ただ屋根架構を見せるとなると、耐震性や防水性、断熱性などの建築的な性能を満たすだけではなく、どう屋根材を組めば美しく見えるか、つまり美観性も同時に検討していく必要が出てきます。

ですので現在、屋根の架構模型を作りながら、検討を進めているところです。屋根を支える垂木の間隔を通常よりも細かく入れ、規則的なリズムを持たせてています。特に納まりが難しいのは、屋根が折れ曲がっていく、切り替わりの個所。模型上で、どのように納めれば、きれいに見えるか、検証を重ねています。また、現場で実際に作る際に施工上、問題になりそうな部分を模型で事前に拾い出していくというのも、模型を作る目的でもあります。

屋根架構模型 屋根架構模型 屋根架構模型