「千葉花園町の平屋」基礎配筋検査の後は、場所を移して現場監督さんと施工打合せ。設計者は、設計図面だけ描いて現場に渡せば終わり、という訳にはいきません。図面に描いてない細かな納まりや設備や構造などの検討事項を現場監督と打合せして決めていく必要があります。
使用する構造金物の選定やレンジフードのダクトを通すルート、軒先の防水納まりなど、仕上がってしまえば隠れてしまう部分も、今後のメンテナンスや建物の耐久性などに大きく関わってくる箇所ですので、疎かには出来ません。どのような納まりにするのがベターか、施工側の意見を聞きつつ、決定をしていきます。
まだ基礎を作っている段階でそんな先の細かい納まりの話までするのか、と思われるかもしれませんが、発注段取りなどを考えれば、施工に先立って納まりを決めていくことが肝心。作り始めてからここが違う、こうしてくれと現場へ伝えるようでは、現場はスムーズに進みませんから。