「千葉花園町の住宅」スタディ模型、完成しました。今回は、内部空間の雰囲気を掴むため、テーブルや椅子、キッチンカウンターなどの家具の作り込みもしています。模型の内部を覗くと、実際に実現するであろう、内部空間を見る事ができます。
リビング・ダイニングの南側には、大きなテラス窓を設け、デッキテラスへと空間が連続します。床がデッキへと繋がることで、実際の広さ以上に空間の広がりを感じられます。南側の天井高さを敢えて低く抑える事で、空間の重心を低く保ち、落ち着いた雰囲気を作り出すことを意図しました。
まずは、こちらの案をたたき台に、設計打合せを進めていきます。平面図や模型が出てくると、もうこれ以上、設計者へ要望を言ってはいけない、なんてことはありませんので、ご心配なく。図面や模型を見て、自分が生活する空間イメージを更に膨らませ、ここはこうしたい、こんなのもありかな、などなど、どんどん要望を聞かせてください。スタディ図面やスタディ模型は、設計者と住まい手が会話するための「きっかけ」です。会話を重ねれば重ねる程、良い案が生まれてくるのではないかと思います。