こちらは、内部の空間スケールを検討するために作った1/50模型です。
設計図面というものは2次元ですが、私たちが実際に設計しているのは3次元の空間です。柱梁などの構造体やサッシ、仕上げ材などの物質を組み合わせることで空気感というような実体のないものをつくっています。その実体のないものを確認するため、模型を作っているとでも言えばしっくりくるように思います。
作成した模型をいろんな角度から何度も覗き込み、天井高さや窓の位置を調整し、決定していきます。図面を書き、模型を作り、その模型を修正し、図面を修正していく。2次元と3次元を何度も行ったり来たりの作業。