珈琲豆を挽き、ゆっくりと湯を注ぐ。それは私にとって至福の時間です。いちいちその度に豆を挽くのは面倒じゃないの?と、お思いの方もいるかもしれませんが、いえいえ、その時間が良いのです。仕事や家事の合間のひと時、無心になってコーヒーを淹れるというのはよい気持ちの切り替えになります。
ただその際、コーヒー豆が気持ちよく挽けることは必須条件です。ごつごつとひっかかったり、力が必要であったり、均一に挽けなかったり、そんなことがあると、気持ちの切り替えどころか逆にストレスにさえなりかねません。
このコーヒーミルを初めて見たときは、ミルとしての性能よりも先に、そのシンプルで機能的な形に引かれました。ステンレスの円筒にハンドルがついているだけという、素っ気ないほどの形。これほどシンプルであれば、どんなキッチンや収納棚にあっても、違和感無く納まるでしょう。
実際に使ってみれば、とても機能的なことに驚きます。まずは軽いということ。気軽にバッグに入れて持ち運べますし、公園や山などアウトドアでコーヒーを淹れるのにも重宝します。実際にこれをリュックに詰めて山に登る人は意外に多いのではないでしょうか。また、セラミック刃の挽き心地よく、女性でも軽くハンドルが回せます。内部についたダイヤルを回せば、豆の粒度を簡単に変えることができるというのも秀逸です。
こちらのコーヒーミル、大きなタイプとミニタイプの2種類がありますが、個人的には機動性を重視してミニタイプをオススメしたい所です。ミニタイプですと2杯分の豆が挽けます。ちょっと人数が多い時には2回に分けて挽けば良いだけですので、普通の家庭であればこれで十分です。
ポーレックス コーヒーミル ミニ
価格:4,200円(税別)
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