岩室の家 杉下見板の素地仕上げ 投稿日 2009年3月12日2020年10月22日 岩室の家、工事は順調に進んでいます。現場の梅の木には花が咲き始め、新潟にも春が来たのだなと感じさせます。岩室の家の外壁仕上げは、新潟で昔から伝統的に使われてきた杉下見板仕上げ。杉板には鉋を掛けず、ざらっとした荒々しい鋸目仕上げを採用しました。また、塗装は行なわず、杉を素地のまま貼っています。この外壁仕上げ、なんだか梅の木にとても合って居るような気がします。現場の周囲には、ほのかに杉の香りが漂い、昔懐かしい家だねえと話しながら近所の人が通り過ぎていきます。こんな昔ながらの風景も良いものです。 関連記事 「新潟青山のコートハウス」北側窓から採光効果 2018.12.31 「岩室の家」町並みに溶け込む建ち方 2015.11.16 6年目の無塗装杉板外壁の表情 2015.08.17