東孝光設計 塔の家を訪れて

表参道の青山ブックセンターにて本を物色。
建築、哲学、宗教などに関する本を何冊か購入し、表参道を散歩。
途中、カフェで本を読んだり、ギャラリーで焼き物を覗いたりと
新しいプロジェクトの事を考えながら歩く。
ふと目を上げると、不意に目に飛び込むコンクリートの塔。塔の家。
わずか6坪という小さな三角形の敷地に凛と背筋を伸ばして立っている。
荒々しいコンクリートの肌。無言の表情。
建築家、東孝光の過密化していく都市の中に住み続けるという意地。
ひしひしとその思いが伝わる。しばし無言になり、見上げる。

塔の家 塔の家 塔の家打ち放し