あえてオフィスらしくない雰囲気に

クロス張り内装工事

「工場オフィス断熱改装工事」大工さんの後を引き継いで、現在、内装仕上げ工事が進行中です。この段階に入ると入れ代わり、立ち代わり、さまざまな職種の職人さんが現場作業を進めていきます。あと一息で工事完成です。

何もなかった工場の一角が、どのような変化を遂げていったのか、工事の途中ですが、設計者目線で説明したいと思います。

あえてオフィスらしくない雰囲気に

エントランス廻り仕上げ工事

こちらの建物の用途は、工場オフィスですが、いかにもオフィスっぽい雰囲気ではなく、全く異なる雰囲気の空間を作り出すことを狙いました。通常ならオフィスには、なかなか選択しないであろう、ボルドーレッドの壁紙に、赤紫色の無垢材カウンター、エントランスドアには木製ドアを採用しました。

正面に置いた赤紫色の分厚いカウンター材は、その名の通り、「パープルハート」という無垢材です。非常に個性的な材で、エントランスに入るとまず初めに目に入ります。材木屋さんで探して、クライアントが一目ぼれした材です。

エントランスカウンター

こちらが竣工直前のエントランスの写真です。ぱっと見、オフィスというよりも、バーのエントランスのような風情です。工場を訪れたお客さんは、想像とは異なる空間に出会い、驚きを覚えることでしょう。

エントランスよりミーティングスペースを見る

木製ドアの奥は、製品展示とミーティングスペースとなっています。期待感を持って、奥の部屋へと進んでいってください。

使い勝手を優先した事務スペース

事務スペース

エントランスやミーティングスペースとは、異なり事務スペースは使い勝手を優先して、オフィスらしい空間に仕上げました。とはいえ、硬質で緊張感のある雰囲気となりすぎないよう、表情のある仕上げ材を使って、柔らかな空間に仕上げています。

さまざまな場所に木製の収納棚を設け、収納量を確保しました。スチール棚でなく、木製棚を採用することで、事務所にヒューマンな雰囲気を与えています。

工事前と工事後

改装工事スタート時

改装工事完了後

工事前と工事後で写真のように変わりました。2つの写真とも同じカメラで、同じアングルから撮影しています。1ヵ月前は、ガランとした工場の一角だったスペースが、オフィス空間へと生まれ変わりました。写真で見ると、ホントにここは同じ場所?と思うくらい、劇的に変わっています。

見た目だけでなく、空間をぐるりと断熱材で囲ったことにより、温熱環境が格段に向上し、働く環境としての快適性も同時に実現しています。

工事完了時の竣工写真をこちらにアップしましたので、ぜひ合わせてご覧ください。