「与板の平屋」地盤改良工事

「与板の平屋」基礎の掘削工事が始まりました。工事に先立って地盤調査を行った結果、地盤面下数m付近まで軟弱地盤が確認されたため、地盤改良を行っています。

今回地盤改良に採用したのは、木製杭を一定の間隔で打ち込む改良工法。セメントを使わないため、土壌汚染の心配がありません。かつ、解体時の撤去費用が安くすむという利点があります。建設時の施工費を抑えるだけでなく、建物解体時までのライフサイクルコストを考慮すれば、大きなメリットがあると考え、採用をしました。

掘削した溝に一定の間隔で見えている丸い柱のようなものが改良杭の頂部です。こちらの杭の上部に鉄筋を組み、基礎を作っていきます。

木製杭地盤改良
木製杭地盤改良
木製杭地盤改良