「与板の平屋」実施図面、作製中

「与板の平屋」模型によるプレゼンも無事終わり、プレゼンを行った当初の方向性は変えずに進めることになりました。が、当然そのままの平面で、という訳にはいきません。お住まいになる方も、模型や図面を見ることで、初めて具体的な生活がイメージ出来るようになってくるため、より具体的な様々な要望が出てきます。

何度もクライアントと打合せを重ね、細かな修正を加えています。寝室の入口はどちらの方がよいのか、収納スペースは足りているか、この場所で想定されている作業は何か、などなど、より詳細なヒアリングを行い、暮らしのイメージを掘り下げていきます。

平面の修正・調整と同時に、より具体的な詳細図面も作成していきます。当初作成していた1/100の図面は、1/50の縮尺へ。また、断面や仕上げ表、柱・梁の組み方、照明器具の配置、設備機器の選定など、図面に書かなければいけないことは多岐に渡ります。全ての図面が揃えば、いよいよ工務店へ見積りを依頼することになります。見積りを取ってみたら予算オーバーとならないよう、慎重に慎重に設計を進めていきます。

実施図面
実施図面