「吉田の家リノベーション」リノベーションと新築の違い

「吉田の家リノベーション」解体工事が完了しました。色々な物が無くなった空間は、こんなに広かったかなと思うくらいすっきりとして明るく、本来あった空間そのものの本質がストレートに現れているように感じます。

リノベーション工事は新築工事と違って、解体してみないと分からない部分が多く、解体が終わったここからが本当のスタートといった感じがあります。解体の終わった現場を見ながら、ここはどうやって配管しようか、こっちはどうやって納めようか、あっちはどうやって仕上げをしようか、などなど各種職人さん達と現況を踏まえながら一つ一つ工事段取りを確認していきます。

解体してみたら、当初予定していた工事(仕上げ)が出来ない、なんて事が起こってきます。設計者として速やかに、現状を把握し、次の手を直ぐに打っていくこと。新築工事とは異なり、リノベーションの現場では何よりもレスポンス(素早い判断)が求められるような気がします。

解体工事 解体工事