先週から時間を見つけては作っていた1/50竣工模型が完成しました。床や壁には実際の建物に使われている仕上げと同じく木を仕上げ材を貼り込みました。最後にテーブルや椅子、棚をなどを作り込み、人形フィギュアを配置しました。内部を細かく作り込めば作り込む程、ただの空間から場の雰囲気というか、その空間の質のようなものが立ち現れてくるような気がします。
模型の中に目線を落として覗き込むと、(当たり前といえば当たり前なのですが)実際に出来た空間と同じ空間が広がっています。様々な曲率を持つ丸い壁で作られた室内空間は、遠くまで見通せる所があったり、視線が遮られ一人で籠れる場所があったりと、場所毎に異なる雰囲気の場を作り出しています。また模型を上から覗くことで、建物の中にいては見えみくい客観的な空間構成がイメージし易くなります。