「見附の2世帯住宅」今まで子世帯のエリアについてしか触れてきませんでしたので、今回は親世帯の方も工事レポートしていきます。子世帯は半地下あり、ロフトあり、吹き抜けにスキップフロアありと、さまざまな建築的な操作を行なって、少し派手な空間となっていますが、ご両親の要望もあり、親世帯は比較的スタンダードな設えとしています。
ただ、決して広い部屋ではありませんので、そのまま作ったのでは暗くて圧迫感のある部屋になりそうでした。そこで、リビング内に上階へ上がる階段を設け、上部に高窓から採光と通風を確保する作りとしました。曇った日でも上階から差し込む光でとても明るい空間が実現しています。新潟のように冬場に晴れた日が少ない地域では、曇りの日でも明るく快適に過ごせる室内空間とすることは設計の必須条件だと思います。
こちらも工事は順調に進んでいます。続いて天井壁の塗装を行なっていきます。塗装されると天井壁の反射率が上がり、更に明るくなってくるはずです。出来上がりをお楽しみに。