「松庵の家」漆喰塗装仕上げの質感

「松庵の家」最終段階に入った現場チェックに。こちらの現場も、竣工まで残すところ1週間となりました。現場では最後の追い込みとあって、あちこちに職人さん達が入り乱れて、作業中。その間を縫いながら、現場監督と一部屋づつ廻って、修正点等を拾い出していきます。

今回こちらの家の内装に採用したのは、漆喰塗料。従来の何度もコテで仕上げる漆喰壁とは異なり、石膏ボードの上に水性塗料のようにローラーで塗れる塗材です。仕上がりは、従来のコテ仕上げのようなゴテッとした仕上がりではなく、比較的平滑なシンプルでモダンな仕上げ。といっても漆喰ならではのざらっとした質感が表面にあり、光の当たり方が柔らかく、とても落ち着きのある雰囲気に仕上がっています。個人的には、水性塗料のつるっとした仕上がりよりも、ざらっとしたこちらの質感の方が塗装が好みなのです。

ざらっとした質感の漆喰塗装仕上げ001 ざらっとした質感の漆喰塗装仕上げ002

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この記事の著者

金子勉
建築家 / 代表

金子 勉 Tsutomu Kaneko

美しい意匠設計に加え、高度な構造・設備設計までトータルで手掛ける建築家。無垢材などの自然素材を活かし、使い込むほどに味わいの増す空間と豊かさを実感できる暮らしを提案。新潟の風土に寄り添い、土地選びから建物診断、コンサルティングまで施主に伴走する家づくりを行う。