更新日: 中古リノベーション

「吉田の家リノベーション」あえて窓を小さくするという選択

「吉田の家リノベーション」では、既存の大開口サッシを敢えて小さくするという選択をしています。普通であれば、一般的には、窓は大きければ大きい程明るくて良いと思われていますが、今回の改装に当たって窓を小さくするという敢えて逆の選択をしました。

もともと道路に面していた大きな窓。外から室内が丸見えになるということもあり、大半はカーテンを閉めていました。開口を絞ることで、カーテンを開けていても、外からの視線が気にならないようにしようと考えました。窓を小さくすることで開放感は少なくなりますが、壁に囲われることによって、空間に落ち着きが生まれました。

ただ開放的にするだけが良い訳ではありません。どのような雰囲気の空間にしたいのかによって、様々な窓の開け方があります。小さすぎてもいけませんし、大きすぎてもいけません。空間のボリュームに対しての開口バランス、窓の方角、そして、内装仕上材の反射率などなど、様々な要素を鑑みながら決めていくことが大事です。

窓を小さく 窓を小さく
窓を小さく

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この記事の著者

金子勉
建築家 / 代表

金子 勉 Tsutomu Kaneko

美しい意匠設計に加え、高度な構造・設備設計までトータルで手掛ける建築家。無垢材などの自然素材を活かし、使い込むほどに味わいの増す空間と豊かさを実感できる暮らしを提案。新潟の風土に寄り添い、土地選びから建物診断、コンサルティングまで施主に伴走する家づくりを行う。