Sankt Maria教会を訪れて

先ほどの教会のすぐ近くにも教会を見つける。
Sankt Maria Kirke og Vor Frue Kloster
堂中に入る。人気なく、静寂。
先ほどの教会とは異なりレンガで仕上げられた、少し暗い室内。
正面祭壇の上方の窓から光が落ちてくる。荘厳な気配。
天井には、彩色が施された細かな絵画が描かれている。
祭壇へと歩を進めると、突如、パイプオルガンの音色。
高い天井に響き渡る幻想的な音色。
しばし立ち止まり、目を閉じる。
五感で空間を感じとる。
教会の隣には、中庭とそれを取り囲む回廊が配置されていた。
連続するアーチと列柱。中庭の中央には一本の樹木。
この回廊を聖書を読みふけりながら、
ぐるぐると歩き、思索するのだろうか。

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この記事の著者

金子勉
建築家 / 代表

金子 勉 Tsutomu Kaneko

美しい意匠設計に加え、高度な構造・設備設計までトータルで手掛ける建築家。無垢材などの自然素材を活かし、使い込むほどに味わいの増す空間と豊かさを実感できる暮らしを提案。新潟の風土に寄り添い、土地選びから建物診断、コンサルティングまで施主に伴走する家づくりを行う。