公開日: 日々のこと

久高島へ

神の島と呼ばれている久高島へ。
島へ渡るには、南城市の安座真港からフェリーに乗って約30分。
早速、レンタル自転車を借りて島内一周へ。
集落内のくねくねとした道の両脇には、
珊瑚から切り出したと思われる重厚な石垣が高く積み上げられている。
沖縄らしい独特の風景だ。
集落を抜けると、南国特有のクバやアダンなどの
緑濃い樹々が生い茂る道へと辿り着く。
白いまっすぐな道。北側へと向かう。
道の途中、左手の林の中には、沖縄最高の聖地、クボー御嶽。
クボーとは、クバのことだという。
気持ちよいほど、あっけらかんと何もない。ただの林。
神社などの仰々しい形ある信仰とは対局の自然のままの信仰。
御嶽の手前に立ち止まり、静かに耳を澄ます。
風の音、樹々のざわめき、鳥の声、虫の声。
祈るとは、こういうことなのだと、改めて感じた。

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この記事の著者

金子勉
建築家 / 代表

金子 勉 Tsutomu Kaneko

美しい意匠設計に加え、高度な構造・設備設計までトータルで手掛ける建築家。無垢材などの自然素材を活かし、使い込むほどに味わいの増す空間と豊かさを実感できる暮らしを提案。新潟の風土に寄り添い、土地選びから建物診断、コンサルティングまで施主に伴走する家づくりを行う。