BLOGブログ

「上越滝寺の店舗併用住宅」確認申請許可証

2020.06.24

「上越滝寺の店舗併用住宅」建築確認機関で審査をしていた確認申請の許可証が下りました。通常だと、木造2階建て規模の住宅は、確認申請提出してからおおよそ1週間くらいで許可が下りるのですが、今回は建物用途が店舗併用住宅であるこ …

「岩室の平屋」既存家屋解体作業

2020.06.22

「岩室の平屋」設備インフラの撤去手続きなどが終わり、既存家屋の解体工事がスタートしました。先ずは内部のこまごまとしたモノの運び出し作業から始めていきます。建物の解体といっても、何でもかんでもごちゃまぜでトラックに積み込ん …

建物解体時のお仏壇の扱いについて

2020.06.18

解体しようと思っている建物にお仏壇がある場合、皆さんはどうされているでしょうか。当然、解体前に仏壇に「魂抜き(たましいぬき)」の法要(ほうよう)をしておく必要があります。 ご本尊がいらしたお仏壇ですので、当然のことながら …

デッキテラスと繋がるタイル仕上げの浴室

2020.06.13

写真は「鵠沼の家」の浴室です。窓から差し込む光がまぶしいくらい、明るく開放的な浴室となっています。正面に見えるのは屋上デッキテラス。大開口サッシ全開にして浴槽に浸かれば、まるで露天風呂に入っているような気分になれます。天 …

コンクリ打放し仕上げの浴室

2020.06.10

「柳橋のコンクリートボックス」こちらの住宅の浴室は、コンクリート打放しを仕上げとしています。壁、天井ともコンクリート打放しに撥水塗料を塗布、床には防水が必要ですので、防水をした後にモルタル金鏝仕上げ床。浴槽廻りもモルタル …

桧仕上げの在来工法浴室

2020.06.09

「そりっどハウス」の浴室は、ユニットバスでなく、在来工法を採用しています。在来工法というのは、ユニットなどの既製パーツを使わず、高基礎や土間床を利用することで桶状のコンクリート防水床を作って、浴室を作る工法のことです。( …

「上越滝寺の店舗併用住宅」建築確認申請書の作成

2020.05.28

「上越滝寺の店舗併用住宅」工事をスタートさせる為に、建築確認の申請書類を作成しています。「建築確認」とは、何ぞや?とお思いの方も多いでしょう。建築を建てる機会がなければ、「建築確認」という言葉を聞く事はきっとないでしょう …

カルロ・スカルパ設計「カステル・ヴェッキオ博物館」を訪れて

2020.05.27

1958-64年カルロ・スカルパ設計「カステル・ヴェッキオ博物館」。イタリア語でカステルとは「城」、ヴェッキオは「古い」、つまり「古城」を意味します。その名の通り、14世紀に建てられた城塞を改修し、博物館へ用途転用(コン …

カルロ・スカルパ設計「ヴェローナ市民銀行」を訪れて

2020.05.26

イタリア北部の街ヴェローナの中心街に建つ、カルロ・スカルパ設計の「ヴェローナ市民銀行」(1973-78)。既存建物を増築改修したプロジェクトで、現代的に言えばリノベーション工事ということになります。 既存の古い街並みの中 …

すのこ床のインナーテラス

2020.05.25

「燕のガレージリノベーション」には、個室に面して、インナーテラスを設けています。こちらの物件、既存の建物を改修するリノベーション工事ですので、外壁を解体し、新たにバルコニーを設けようとすれば、多額の工事費が掛かってしまい …

「燕のガレージリノベーション」内装仕上げ材料

2020.05.24

「燕のガレージリノベーション」工事が完了しました。今回、使用した内装仕上げ材は、以下の通りです。 1階床フローリングには、スギ無垢フローリング(自然塗料) 階段には、杉集成材 2階床フローリングには、チーク無垢フローリン …

ミース・ファン・デル・ローエ設計「レイク・ショア・ドライブ・アパートメント」を訪れて

2020.05.23

ミース・ファン・デル・ローエ設計「レイク・ショア・ドライブ・アパートメント」。以前、「この建物からは、そのようなスマートな感はなく、ミースの自らの美に対する過激さと泥臭い執念が感じられるようであった」と建物の感想を書いた …

「東三条まもる眼科」小さな隠れ家のようなキッズエリア

2020.05.22

「東三条まもる眼科」の待合室には、キッズエリアを設けています。眼科という診療所の性質上、小さなお子さん達が訪れることが多々あります。そんなお子さん達に、静かに落ち着いて待っていてもらうためにキッズコーナーを設けています。 …

障子に映る樹々の影

2020.05.21

「蓮野の平屋」の南側には、大きな開口が設けてあります。開口部に設けられた大きな木製引き戸を開け放てば、デッキテラスとシームレスに視線が繋がり、窓外の青々とした竹林が目の前に広がります。 開口部に設けられた障子戸を閉めれば …

「上越滝寺の店舗併用住宅」工務店との初顔合わせ

2020.05.20

「上越滝寺の店舗併用住宅」ここまでは設計者が仲介に立って見積もり金額の調整をしてきましたが、いよいよ工事契約を見据え、工事を請け負ってくれる工務店さんと施主さんが初めて顔を合わせる段取りとなりました。 工事の契約を行うの …

赤道(あかみち)に隣接する場合の建築条件について

2020.05.19

「上越滝寺の店舗併用住宅」敷地の法的条件などを確認するため、市役所の建築関係窓口や法務局に行ってきました。土地を取得する前に、さまざまな法的な条件などを整理し、把握しておく事は重要です。土地を購入した後で、法的に希望する …

新潟で必ず求められる部屋は?

2020.05.18

新潟で住宅を設計する際、LDK、寝室、浴室などの主要な部屋の他に、必ずといってよい程、住まい手から要望される部屋があります。それは何かというと、洗濯物を干すための「物干し部屋」です。新潟で、と敢えて書きましたが、その他の …

漆喰塗装の壁仕上げ

2020.05.15

「上越高田の平屋」の壁仕上げには、漆喰塗料塗りを採用しています。漆喰壁というと、以前は、下地を何度も塗り重ね、左官屋さんがコテで丁寧に何度も押えて仕上げていましたが、最近ではローラーで薄塗りができる製品も普及してきました …

「岩室の家」桧(ヒノキ)仕上げ浴室

2020.05.11

「岩室の家」こちらの家の浴室は、ユニットバスでなく、昔ながらの在来工法で作っています。壁・天井には桧(ヒノキ)板、床には鉄平石を貼り、浴槽の前に設けた窓からは、坪庭の緑が眺められる作りとなっています。 竣工から10年後の …

標準化住宅プロジェクト「ベーシックハウス」シナ合板仕上げ

2020.05.10

標準化住宅「ベーシックハウス」の内装仕上げには、コストを抑えるため、個室などの一部の部屋で、天井、壁、床仕上げをシナ合板貼り仕上げとしています。 シナ合板の表面は、薄くピンクがかっていて、木の節が少なく、木目の表情が柔ら …

模型を作ることの意味

2020.05.02

「上越高田の家」のスタディ模型の内部を写真に撮ってみました。模型の内部を覗くと写真のように見えます。平面図や断面図などの2次元情報に比べて情報量が多く、どのような空間となるのかがイメージしやすいのではないでしょうか。模型 …