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ぎんなん保育園 床大引の斜め加工

2014.02.22

ぎんなん保育園改築工事。 床下に設置する大引の加工中。 R状の曲面土台と取り合う部分では角度がついているため、斜め加工が必要となります。 しかも位置ごとで取り合う角度は異っており、すべての部分でまずは位置墨を出し、 現場 …

ぎんなん保育園 R壁の空間体験

2014.02.21

ぎんなん保育園改築工事。 曲面壁の下地工事が行なわれていました。 設計の時点では、曲面に対して上手くボードが貼れるのだろうかと、 少し心配していましたが、現場では難なく貼り付けが進んでいるようです。 曲面壁が立ち上がって …

ぎんなん保育園 内装工事進行中

2014.02.17

ぎんなん保育園改築工事。 1期工事の引き渡しまで後残り1ヶ月半。 屋根と外壁下地が貼り終わり、内装工事が進んでいました。 現場内は、大工さん、設備屋さん、電気屋さんがあちこちに入り乱れて作業中。 工期の都合で各工事の工程 …

カフェでくのぼうを訪れて

2014.02.04

新潟県長岡市与板のカフェ&ギャラリー「でくのぼう」へ 与板の街の外れを車で走っていると、小さな看板を見つける。 山小屋のような建物。木製のドアを開け、中へ。 室内に入った途端、木の良い香りが漂ってくる。 建物の材木の香り …

菊竹清訓設計「東光園」を訪れて

2014.02.03

「まるで戦艦のようだ。」これが建物を最初にみた印象だった。昔ながらの温泉街の中に、明らかに異質な存在としてその建物は建っていた。その建物の設計者は、菊竹清訓氏。メタボリズム、つまり、新陳代謝する建築という理論を展開した建 …

菊竹清訓設計「出雲大社庁の舎」を訪れて

2014.02.02

菊竹清訓設計、出雲大社庁の舎を訪れる。こちらの建物は、あの伝統的な大屋根と〆縄で有名な出雲大社の社殿のすぐ隣に建っている。この現代的な建物が果たして、あの古風な景観の中でどのような姿をして建っているのか、以前よりぜひ目に …

「東三条まもる眼科」レッドシダー外壁の経年変化

2014.01.29

東三条まもる眼科。竣工から1年半の時が経ちました。こちらの建物の外壁は、レッドシダーで仕上げてあります。竣工した当初の濃茶に塗装されていたカッチリした表情とは異なり、程よい感じで色が抜け、なんだか優しい表情になっていまし …

「ぎんなん保育園」保育園を設計するにあたって考えたこと

2014.01.28

ぎんなん保育園の建て方作業。すべての梁が組み上がり、無事に上棟を迎えました。力強い構造梁に支えられた、木造の大空間。中に入ると理由無く、そのスケール感に圧倒されます。大屋根の下には、曲面壁に囲われ、流れるように奥へ奥へと …

Cafe muiを訪れて

2014.01.27

新潟県三条市の「Cafe mui」へ。木製ガラス戸が昔懐かしい外観。 カラカラと引戸を開けて店内へ入ると白く塗装された店内には、木やスチールで作られた素材感のある家具が所狭しと並んでいます。床に敷き詰められた大谷石は柔ら …

ぎんなん保育園 井桁梁 組み上げ作業

2014.01.19

ぎんなん保育園、工事現場へ。 井桁梁の組上げ作業、3日目。 全体の2/3くらいまで井桁梁が組み上がりました。 現在、遊戯室を構成するの大スパン部分の組み立て作業に取りかかっています。 全体が組み上がって初めて屋根構造が成 …

ぎんなん保育園 井桁屋根梁 組み上げ作業

2014.01.17

ぎんなん保育園改築工事。 曲面梁の建て方が終わり、続いて 地上で先行組みしておいた井桁梁のピースを組み上げ、屋根面を作っていきます。 一つの大きさが6m×5.5mの大きさの井桁梁ピース。重さは2t。 クレーンでつり上げる …

ぎんなん保育園 曲面合成梁 建て方作業

2014.01.15

ぎんなん保育園改築工事。 年末より入念に準備を進めてきた建て方作業が始まりました。 新潟の冬にしては珍しく、青空が見えるほどの快晴。 きっと大工さん達の日頃の行ないの賜物でしょう。 まずは、土台の上に柱を建て込み、 続い …

「三徳山投入堂」を訪れて

2014.01.14

鳥取県三徳山の投入堂を訪れて。投入堂とは、三徳山の中腹、標高470mの断崖の窪みに建てられているお堂のこと。麓から1時間程度山を登った所に位置しています。急な登山道を登りきると、上部に崖が張り出したお堂の裏手に廻り込みま …

ツバメコーヒーを訪れて

2013.12.25

新潟県燕市の「ツバメコーヒー」へ。こちらは、スタンドタイプのコーヒーショップです。 (2014年現在、店内のソファ席が設けられ店内でコーヒーを楽しむことができるようになっています)コーヒーの生豆を仕入れ、店内で自家焙煎を …

ぎんなん保育園 井桁梁地組み作業

2013.12.24

ぎんなん保育園、現場へ。 現場では丁度、屋根梁の地組み作業が行われていました。 今回、木造で10m×10mの大空間を作るために採用したのは、 屋根梁を井桁状に組んで作るという手法。 大きな寸法の梁材を使うことなく、 45 …

ぎんなん保育園 円弧状土台設置

2013.12.21

ぎんなん保育園の現場へ。 現場には既に、円弧形状の土台が設置されていました。 また、工場で組み立てた曲面合成梁や井桁梁も 現場へ搬入され、いたる所、資材が所狭しと積み上がっています。 なんだか今まで広く感じていた現場が急 …

大塚新町の家 家族の心を受け止める梁

2013.12.09

大塚新町の家。 455ミリごとに連続する梁が特徴的な天井仕上げ。 表しとなった連続梁は、この空間に安心感を与えているように感じます。 昔、家の中心に大黒柱というものがありました。 しっかりと家を支える構造的な安全性は当然 …

大塚新町の家 街並に合ったかわいらしい立ち姿

2013.12.07

大塚新町の家。 一見、2棟の建物が隣り合って建っているように見えますが、 この家の平面は、真上から見るとY字型をしています。 建物を2つの片流れ屋根の形にしたことで、建物のボリュームが抑えられ、 街並に合ったかわいらしい …

寺尾西の家 空間に安心感を与える連続梁

2013.12.06

寺尾西の家の天井には、連続梁が表しとなっています。 455ミリごとに規則正しく並ぶ16本の梁。 通常ですと梁は天井を貼って隠してしまうのですが、 今回の計画では、そのまま力強い梁を見せてしまおうと考えました。 梁が見えて …

「松庵の家」すっきりとした空間を作り出すために

2013.12.05

「松庵の家」では、モノとモノをシンプルに納める処理を心掛けました。床と壁が取り合う部分には通常、巾木(幅木)という納まりを隠すための板が取り付けられますが、今回は幅木を無くし、直接、壁と床が取り合うような納まりを採用して …

「松庵の家」樹々と共生する家

2013.12.05

「松庵の家」の平面は、くねくねとしたV字型をしています。 なぜそのような形をしているかというと、敷地内に昔からあった樹木を一本も切らず、樹々を避けながら建物を建てようとしたためです。家を建てるのに木が邪魔だからと切ってし …