信濃町の中古住宅 耐震・断熱リノベーション
築30年の中古住宅を耐震・断熱改修リノベ
規模と構造
| 用途 | 住宅 |
|---|---|
| 住所 | 新潟市中央区 |
| 構造 | 木造２階建て |
| 竣工 | 2025年9月竣工予定 |
性能
耐震性能：耐震等級１ 耐雪積雪量0.5m（許容応力度計算による）
仕上げ材
天井：ラワン合板張り
壁：自然塗料塗り
床：クリ無垢フローリング＋自然オイル塗布
外壁（一部）：杉下見板張り 木材保護塗料ウッドロングエコ塗布
屋根：既存瓦屋根葺き
耐震・断熱改修リノベーションした築30年経った木造２階建て住宅です。構造的に弱い部分に耐震補強を施して耐震性能を上げると共に、壁・天井や床に断熱材を充填して、断熱性能を上げ、建物全体の性能アップを図りました。
大きな玄関や座敷があり、客間があるという昔ながらの細切れの間取りは使い勝手が悪く、今の暮しに合うよう間仕切壁を取りはらってワンルーム化するなど、大幅な間取りの変更を行いました。ワンルーム化することで、明るく広がりのあるＬＤＫ空間を実現しました。
2000年以前に建てられた建物は、接合金物が取り付けられておらず、かつ、耐力壁のバランスに配慮していないケースが多く、耐震性能が低い建物であることがあります。新たに、すべての柱梁などの構造材に金物を取り付け、バランスよく耐震壁を配置し直すことで、現行法規で定められた耐震性能まで回復する耐震補強を行っています。構造設計においては、許容応力度計算を用いて、より確実な耐震性能を担保するよう配慮しました。