新潟の冬は、なぜ寒いのか

2026.09.14

新潟で暮らしていると、冬が寒いのは当たり前のことのように感じます。 空は曇り、雨や雪の日が続く。朝晩だけでなく、昼になってもなかなか暖かくならない。家づくりの打合せでも「冬、暖かい家にしたい」という話はよく出てきます。 …

時間の蓄積を活かして新たな価値を生み出す

2026.03.18

近年、家づくりの相談を受ける中である明確な変化を感じています。当初は新築を検討していたが、最終的にリノベーションという道を選んだ、という方が着実に増えています。 その背景には、昨今の建築費の高騰やローン金利への不安、人口 …

削ることで、豊かになる家

2026.01.22

建築費の高騰や住宅ローン金利の上昇が続くいま、「できるだけ予算は抑えたい。でも、心地よさや美しさは諦めたくない」そう感じている方は多いのではないでしょうか。 家づくりは、足し算だけではありません。どこに力を入れ、どこを整 …

木造中古住宅リノベーションのビフォーアフターを比較

2025.10.23

中古住宅を購入してリノベーションする際、この昭和感の残る空間が本当に美しく快適な空間になるのか、不安に感じるのではないでしょうか。そんな皆さんのために、築30年超の木造中古住宅がリノベーション前と後でどのように変化したか …

高断熱住宅(断熱等級6)の毎月の光熱費はいくらか?2023~2024年版

2024.06.28

新潟市に建つ高断熱住宅(断熱等級6)の1年間の光熱費を公開します。近年、高断熱住宅が作られる割合が多くなってきましたが、毎月の光熱費の実測データは個人情報のために公表されていることは多くありません。これから高断熱住宅を建 …

断熱等級7の年間冷暖房光熱費を計算する

2024.03.27

断熱等級7の冷暖房費は年間いくら掛かるのか?を計算シュミレーションしてみます。例に取り上げる物件は「越後曽根の平屋」です。検討を行った住宅の条件および仕様は以下の通りです。(詳しい断熱仕様はこちらの記事で解説しています) …

工場オフィス断熱改装工事が始まりました

2024.03.01

今回の依頼は、とある製作工場内に事務所スペースを作るというプロジェクトです。新たに事務所を増築するのではなく、現在ある工場スペースの一部を間仕切り壁で区切って、事務所スペースへと改装していきます。 工場内は空調がされてま …

断熱等級7を実現するための断熱仕様

2023.12.25

以前記事に書きましたが2022年10月より断熱等級が改定され、断熱等級4の上位ランクに、断熱等級5,6,7が新設されました。ここ最近の電気料金の値上げもあり、高気密高断熱住宅のニーズが高まっているように感じます。私自身、 …

断熱性能だけでなく、気密性能も合わせて考える

2023.12.21

建物の断熱性能を上げるには、断熱材の厚みを増やす、サッシの性能を上げる、などの方法で実現できますが、それだけでは本当の意味で快適な建物が実現しているとは言えません。断熱性能は高いのに、省エネでない建物も世の中には存在して …

高断熱(省エネ)住宅の毎月の光熱費はいくらか?2022~2023年版

2023.09.23

高断熱住宅の毎月の光熱費を公開します。近年、高断熱住宅が作られる割合が多くなってきましたが、毎月の光熱費の実測データは個人情報のために公表されていることは多くありません。これから高断熱住宅を建てたいと思っている方のために …

HEAT20のシュミレーションで室温を検証してみる

2023.01.25

2023年2月、日本全国で10年の一度の寒波が訪れています。ここ新潟市では、昨日の夕方の時点で外気温はマイナス5度。深夜にはマイナス6度を下回る予報が出ていました。朝起きると、窓ガラス面には粉雪が張りつき、外の樹々は雪が …

付加断熱とは、どんなものなのか

2022.12.12

粟生津の平屋は、断熱性能を上げるため、外壁に付加断熱(ふかだんねつ)工法を採用しています。通常の工法では、外壁内に断熱材を充填して断熱工事を行うのですが、充填断熱に加えてさらに外壁の外側に断熱材を付加的に取り付ける工法が …

木製玄関ドアの断熱性能は意外と高い

2022.07.14

私の事務所では、外装材に自然素材である木板張りをよく使うのですが、その外装に馴染む玄関ドアとして、既製品のアルミ製ドアでなく、自然素材の木を張った木製建具ドアをよく採用しています。玄関ドアに自然素材を貼ってあると、家に帰 …

断熱性能に力を入れた建売住宅「ユニベールハウス岩室」

2022.07.11

「建売住宅」というのは、まだお住まいになる方が決まっていない段階で設計・建設を行う住宅で、開発事業者が土地を購入して建物を建て、土地+建物を合わせて販売する、つまり、建てて売る住宅のことです。当然、建て終わってから販売す …

高断熱(省エネ)住宅の毎月の光熱費はいくらか?2021~2022年版

2022.06.14

以前、「岩室の平屋(自邸)」の数か月間の電力料金について記事を書きましたが、春夏秋冬と、この家に暮らしてほぼ1年が経ちました。 高断熱(省エネ)住宅の毎月の光熱費が2022年時点で一般に公開されていることはまだ少なく、実 …

エネルギーパスの発行が可能になりました

2022.06.07

日本エネルギーパス協会にエージェント登録しました。 日本エネルギーパス協会とは、ヨーロッパ全土で義務化されている、家の燃費を表示する証明書「エネルギーパス」を発行する日本の団体です。省エネ住宅と一言でいっても、2022年 …

付加断熱の効果はどれくらいか|充填断熱だけの場合と数値で比べる

2022.01.06

「上越滝寺の店舗併用住宅」では、外壁の断熱性能を上げるため、付加断熱を採用しています。写真の左側外壁が付加断熱施工後、右側外壁は施工前の状態です。(タイベックと印刷してある白いシートの裏側に隠れているため、断熱材自体は写 …

新住協(新木造住宅技術研究協議会)の登録会員になりました

2022.01.05

昨年度より、新住協(新木造住宅技術研究協議会)の登録会員になりました。 これまでの断熱等級が見直しとなり、今までの断熱等級4に加え、上位レベルの断熱等級5が設定されました。 また更に上位等級の6、7の設置検討もされており …

なぜ気密測定試験を行うのか

2022.01.03

「上越滝寺の店舗併用住宅」では、気密測定試験を行いました。気密測定とは、その名前の通り、建物の気密性能を計る試験です。気密測定は一般的に、工事の途中段階(気密工事完了後)と建物完成時の2回行います。両方とも行えばより確実 …

高断熱住宅の費用はいくらか|断熱等級4からHEAT20 G1に上げた場合の差額

2021.10.25

皆さんは家を建てる際、建物の断熱性能をどうやって決めているでしょうか。きっと、どの程度の断熱性能とするのが適切か、迷うことでしょう。設計を仕事にしている私でさえ、一体どこまでの断熱性能が適切な数値なのか、迷ってしまうこと …

「ユニベールハウス」断熱仕様について

2020.11.20

「ユニベールハウス」工事がスタートした頃は、まだ残暑が続き、暑い暑いと言いながら現場作業していたように思うのですが、気がつけば既に肌寒い季節になってきました。夏になれば暑さが、冬が近づけば寒さが、つい気になってしまうのが …

付加断熱+遮熱シートを採用しました

2020.10.01

「岩室の平屋」現場では現在、外壁の断熱工事に取り掛かっています。外壁には高性能グラスウールで充填断熱を行うのですが、その断熱に加えて外壁の外側にも、付加断熱でグラスウールを増し張りしていきます。 外壁に充填断熱する場合、 …

内壁断熱工法による断熱リフォームの利点

2019.08.30

「燕のガレージリノベーション」現在、大工工事が進んでいます。こちらの写真は、外壁側の壁の内側にもう一枚、内壁を施工している写真です。なぜわざわざ、もう一枚壁を施工するのか?には、大きな理由がありました。 もともとのこちら …

「上越高田の家」充填断熱工事

2019.02.08

「上越高田の家」現在、断熱工事が進行中です。ここ上越地域は新潟県の中でも、冬の期間が長く、積雪量の多い地方ということを考慮し、断熱性能を高めに設定しています。 床、外壁、天井と、建物全体をぐるっと魔法瓶のように断熱材で囲 …

標準化住宅プロジェクト「ベーシックハウス」断熱性能について

2018.08.13

標準化住宅プロジェクト「ベーシックハウス」現在、断熱工事が進行中です。ベーシックハウスは、ローコストを目標とした建物ですが、標準仕様で断熱等級4=フラット35S断熱(新潟地域)仕様に対応しています。断熱等級4とは、改正省 …

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)に対応いたします。

2017.10.07

ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)ビルダー登録設計事務所となりました。金子勉建築設計事務所では、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)の新築、または、既存住宅をZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)へ改修する際の補助金(補助額7 …

「ベーシックハウス」断熱工事と断熱仕様について

2017.08.28

「ベーシックハウス」サッシ取り付けに続いて、現場は断熱工事に入っています。木造の場合、断熱工事といっても、断熱工事専門の職人さんが行う訳ではありません。やっぱりここでも大工さんの登場です。大工さんは木工事を行うだけでなく …

「燕の空家リノベーション」床下断熱工事

2017.08.05

「燕の空家リノベーション」2階の床工事が終わり、大工さんは1階の床貼り工事に入っています。こちらの1階の床下には断熱材を施工することにしました。 床板を剥がして覗いてみると、予想通り今回も断熱材は施工されていませんでした …

「燕の空き部屋」セルフリノベーション断熱工事

2015.07.03

季節は夏に近づき、日に日に暑くなってきました。晴れた日には、部屋の中は熱さでサウナ状態に。断熱材がどれくらい使われているか、確かめる為に壁に穴を空けてみると。。。なんと断熱材が入っていません。それどころか、内壁ボード1枚 …